【流山市・野田市】買い占めなくても大丈夫!!!トイレットペーパー品薄は誤報です！毎日きちんと納品されているので安心してください。

新型コロナウイルスの予防対策のため、マスクの品切れが続いています。
それに続き、今度はトイレットペーパーやティッシュペーパーまで店頭から消えるという謎の事態が起こっています!!!
流山市と野田市内のドラッグストアなどでも紙製品を求め、連日多くの人がお店に押し寄せているそうですが、一体なぜこのような事態に…！？

紙製品の品薄については、どうやらSNSで誤った情報が拡散されてしまったようです。

「紙製品は主に中国で生産されているため、製造ラインの確保ができず紙製品が品薄状態になる」

「マスクの製造のための材料としてそちらに流れてしまうため、紙製品が品薄になる」

などといった憶測が憶測を呼び、日本中が大パニックに!!

（流山市内のドラッグストアの様子）

トイレットペーパーやティッシュペーパー（BOXティッシュからポケットティッシュまでも）、キッチンペーパーだけでなく

（ティッシュ・キッチンペーパーコーナー）

赤ちゃん用や介護用の紙おむつ、生理用品などの紙製品までもが品薄状態になっています。

（赤ちゃん用紙おむつコーナー）

しかし、これは根も葉もない全くの誤報です。

誤報を信じて連日多くの人が紙製品を求めて押し寄せてすぐに品切れになってしまうため、本当に必要な人に行き渡らなくて困っています。紙おむつや生理用品などは特になくなると非常に困るものですし、花粉症の時期ということもありティッシュやマスクの品薄が続くと多くの人が辛い思いをします。

在庫があるのに買い占めをしている方は、まずは落ち着いて事態を把握することが大切です。

トイレットペーパーがなくなる仕組み

①デマながす
②信じた人が買いに行く
③信じない人も信じた人が買い品薄になると予測して買う
④品薄になる
⑤本当になくなる
⑥SNSなどで拡散される
⑦信じていない人も心配になり買いに行く

ムダな在庫持つのはやめましょう? pic.twitter.com/AtpAAf62HT

— Ｄ3 (@daisuke53201678) March 1, 2020

今回の誤報の訂正については連日各メディアでも放送され、紙製品の在庫は十分であるとメーカーも話しておりますが、未だに紙製品不足が続いている状態です。
ここで、紙製品の在庫が十分であるという根拠についてお話ししたいと思います。

紙製品の約98％は日本製

（BOXティッシュの裏面）

こちらは、BOXティッシュの裏面に記載された製品情報ですが、このように「日本製」と書かれています。基本的に、BOXティッシュやキッチンペーパー、トイレットペーパーなどの紙製品の98％が日本で製造されています。そのため、「中国で製造」は全くのデマであるということが分かりますね。

マスクの材料とトイレットペーパーなどの材料は異なる

（マスクの素材）

マスクの主な素材はポリプロピレン、ポリウレタン、ポリエステルなど。一方でトイレットペーパーやティッシュなどはパルプという再生紙を使用しています。そもそもの素材が異なるので、「マスクに材料を回す」ことなど不可能であるということがお分かり頂けるかと思います。

買い物にきたらティッシュペーパーも完売。まったくもう！マスクやアルコールスプレーが品薄になるのは理解できてもトイレットペーパーやティッシュペーパーまではちょっと違う。ネット上のデマに踊らされずに、新聞や報道番組等で専門家の話を聞いて正しい新型コロナウイルスの対策を。

— 上西小百合 (@uenishi_sayuri) February 29, 2020

連日、新型コロナウイルスの見えない脅威に晒され不安に思う気持ちはとても良く分かりますが、誤った情報を信じてドラッグストアなどに不特定多数の人が集まるといった状況を作り出してしまうことは、感染拡大のリスクを高めることにも繋がります。

流山市・野田市のお店でも、紙製品は毎日きちんと十分な量が納品されていますので、不要な買い占めを行わなければ必要な人に必要な分だけきちんと行き渡ることができます。

トイレットペーパーあるから‼️

10㌧２台手下ろし完了。

毎日ちゃんと生産してるから

アホみたいに並ばなくても➰?

並んでる時にコロナ移る方が心配である pic.twitter.com/FbLJvnleMw

— FUNKY Z RCING ﾌｧﾝｷｰzﾚｰｼﾝｸﾞ(かっつん) (@FUNKYzRACING) March 2, 2020

こんな時だからこそ、まずは落ち着いて正しい対策をとることが求められます。

マスク不足問題に関しても、政府の緊急要請に応じてシャープがマスク生産に乗り出すことが先日発表されました。3月半ば頃から1日15万枚ほど生産し、早急に市場に投入する予定だそうです。

このように少しずつですが対策が取られていますので、私たち自身も情報の取捨選択を行い、1人でも多くの人に必要な物資が行き渡るよう協力していくことが大切です。

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