【流山市・野田市】今週来週末と平日の夜も千葉県全域で外出自粛。「不要不急」の外出の線引きは?買い物、仕事はどうする?
依然感染拡大が続く新型コロナウイルス。
2020年4月2日に行われた定例記者会見で森田千葉県知事より、先週末に引き続き4月4、5日と11、12日の週末は千葉県内全域で不要不急の外出を自粛するよう要請がありました。また、平日夜間に関しても不要不急の外出自粛に協力を求めています。
4月2日公開|新型コロナウイルス感染症に関してのお願い/知事からのメッセージ
森田知事は、「感染拡大を長期化させないためには、県民のひとりひとりが感染源にならないよう行動することが大事」と述べています。
最近よく耳にする「不要不急」という言葉ですが、どんなことが「急」でどんなことが「要」なのか?線引きが難しいと迷ってしまうこともありますよね。
「不要不急」の線引きには明確な決まりがなく、個人の判断に委ねられている部分が多いため、各自判断して行動に移すことが求められています。
「不要不急」の基本的な考え方
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ最も効果的な方法として、世界中で求められている「不要不急の外出自粛」。
命に関わること以外は全て「不要不急」であり、「家にいることが基本」と考えることで、その外出が本当に必要かどうかが見えてきます。
「外出自粛」の狙い
新型コロナウイルスは無症状感染や軽症者も多く、感染していることに気付かずにウイルスを拡散させていることがあります。そのため、できるだけ外出を控えてこれ以上の感染拡大を防ぐため、「外出自粛」が要請されました。
各自が「もしかしたら無症状感染かもしれない」という危機感を持ち、「自分は大丈夫だけど大切な人は重症化するかもしれない」ということをしっかり理解した上で、責任のある行動をすることが非常に重要です。
3つの「密」をとにかく避ける
①換気の悪い密閉空間
②大人数が集まるような密集場所
③近距離で会話をする密接場面
これら3つの「密」が重なれば重なるほど、新型コロナウイルス感染リスクが高まると言われています。外出を考えている方は、外出先がこれらの「密」に該当する場面ではないか今一度よく考えてみてください。
複数人で集まることは避けて
■飲み会やランチ会(個室も同様)
■レジャーシートを広げての花見などの宴会
■不特定多数と距離が近づく恐れのある屋外施設
■娯楽施設などの密接・密集空間
マスクを外して食事をするような場面では、飛沫感染のリスクが高まります。また、不特定多数と近距離で接する恐れがある娯楽施設だけでなく、公園などの屋外施設でも感染する可能性がありますので、そのような場所も避けた方が良いでしょう。
勘違いされがちな感染リスクが高い場所
公園などの屋外は、密閉空間ではないので感染リスクが低いと考えられていますよね。しかし、多くの人がそう考えて屋外施設に集中してしまいがち。
たとえそれが近所の公園だったとしても、いつも以上に混雑してしまうといった例が多く挙げられています。とにかく今は他者との接触を避けるということが大切です。
必要な外出とは?
では、「必要至急」の外出とは一体どんなことを指すと思いますか?
◎スーパーへ買い物に行く
衣食住の「食」は命に関わることに該当しますので、スーパーへ食料品を買いに行くのは「必要な外出」と言えます。つまり、「外出自粛」だからと言って買い溜めをする必要はないと言うことです。
もちろんスーパーでも不特定多数との接触は避けられませんが、混雑時を避けて買い物に行けば感染リスクは軽減することができますね。買い物に関しては、各々冷静に判断して行動することが求められます。
◎日用品や医薬品を買いに行く
日用品や医薬品に関しても、食料品と同様の理由で「必要な外出」と言えます。
◎通勤
各企業においてテレワークが推奨されていますが、もちろん在宅でできる仕事ばかりではありません。
通勤のためにやむを得ず公共交通機関を使うことは当然「必要な外出」です。その場合も、なるべく時差出勤や時短勤務等できる限りの対策をし、感染リスクを少しでも軽減することが大切ですね。
◎病院へ行く
最近は新型コロナウイルスばかりが話題になっていますが、当然それ以外の症状で病院を受診する方も多くいらっしゃいます。通院や外来受診などは「必要な外出」ですのでご自身の身体のためにも控える必要はありません。
また、新型コロナウイルスの疑いがある症状の場合は、院内感染を防ぐためにも医療機関を受診する前に相談窓口に電話をするようにしましょう。
⇒ 流山市新型コロナウイルス相談専用ダイヤル
【流山市】3/10に「流山市新型コロナウイルス感染症相談専用ダイヤル」が開設されます!対応時間が24時間に変更されました。
#家にいるだけで世界は救える
新型コロナウイルス、、休校、、花見自粛、、外出自粛、、
本来であれば、暖かな陽気で晴れやかな気持ちで新年度を迎えていたはずの4月…
自粛ムードで「コロナ疲れ」なんて言葉も囁かれていますね。
そんなネガティブなニュースが続く中、SNSではあるハッシュタグに多くの反響が寄せられています!
ゲーマーなのでこのクリエイティブも作ってみました。「不要不急の外出自粛」よりもポジティブなコピーで行動を変えよう。#家にいるだけで世界は救える pic.twitter.com/LQbd0HT4Ky
— みる兄さん(マーケの人ときどき二児のパパ) (@milnii_san) March 28, 2020
「不要不急の外出」という規制的な意味ではなく「自分達が家にいることで世界を救っている」と考えることで、少しポジティブな気持ちになれますよね。このツイートは多くの賛同を得て、瞬く間にSNSを駆け巡りました!
世界で活躍するアスリート達も、この危機的状況に「ステイホーム」「家にいよう」と声を上げています。
欧州各国でプレーする選手からメッセージが届きました。
世界中で広がっている新型コロナウイルス感染を食い止めるのは、私たち一人ひとりの行動です。#StayHome #ステイホーム #家にいよう
✅https://t.co/4sO1MVDjqj#SportsAssistYou #いまスポーツにできること #jfa #daihyo #SAMURAIBLUE pic.twitter.com/IdyiOFlR58
— サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) March 29, 2020
「自粛」ですので、もちろん強制されているわけではありません。
しかし、自分と大切な人の命を守れるのは誰なのか?今一度、私たちひとり一人が自分で判断することが求められています。
「やらされている」「仕方なく」ではなく、「自分のため」「家族のため」「大切な人のため」に家にいる時間は、実はとても有意義な時間なのではないでしょうか。
この機会にぜひ、忙しくて蔑ろにしていた「家でしかできない」ことに挑戦してみてはいかがでしょう?
外出自粛の意味をしっかりと理解し、世界が一丸となって新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎましょうね!!