【流山市】【野田市】46年間548冊続いたタウン誌「月刊とも」が一挙公開!「月刊とも(度毛)展」が開催されます
昭和54年(1979年)8月に創刊されたタウン誌「月刊とも」が令和7年(2025年)3月の最終号をもって終刊しました。「月刊とも」は野田を中心に流山、柏、我孫子、松戸、鎌ヶ谷、坂東、守谷、吉川、松伏、春日部の地域の文化や街の情報を発信していました。当時は全国で巻き起こっていたタウン誌ブーム。話題満載で毎月届けられた冊子はなんと548冊!その46年間のタウン誌「月刊とも」を一挙に展示する企画展が2025年7月18日~22日まで流山市生涯学習センター(流山エルズ)で開催されます。
「とも」の由来とは?
「とも」って聞きますと「友達」や「共に」といった言葉が連想されるかもしれません。実はこのエリアは「度毛(とも)」と言われていた古い呼称だそうです。よく見るとパンフレットにも「度毛」と書いてありますね。地域名ではあるものの、「友達」や「共に」というイメージにも重なる素敵なネーミングになっています。
「月刊とも展」の準備中の流山市生涯学習センターにおじゃましてお話を伺ってきました。548冊の「月刊とも」が集結しておりました。歴史を感じさせる表紙ばかりです。少しばかり手にとって内容を拝見させていただきました。それぞれの時代が貴重に感じられました。今ではネットで手軽に情報が入る時代ですがその頃は情報を集めたり、取材をしたりして毎月発行されていたということは大変なことだったであろうと思います。
展示の企画案も見せてくださいました。どのように展示されるか楽しみですね。
会場は上記の流山市生涯学習センター(流山エルズ)の小ギャラリーです。

編集人の梅田宏さんと発行人の根岸清子さん
46年間発行を続けてこられた編集人の梅田宏さんと発行人の根岸清子さんです。梅田さんは今年で90歳を迎えてらっしゃいます。お二方とも演劇や舞台など多方面にわたりご活躍されてらっしゃいます。「月刊とも展」には20日21日に会場にいらっしゃる予定です。地域の文化活動を通じたコミニュティを担っていたタウン誌が終わってしまうのは寂しいですね。「月刊とも展」は実際に手にとってご覧いただけるので野田市、流山市に住んでいる方には懐かしい事柄が書いてあったり、また野田市、流山市に移り住んで来られた方には古き良き地域の発見があるかもしれません。この46年間の出来事に触れてみませんか。
