【野田市】4月10日(木)「天ぷら定食 あおぞら」野田に1号店オープン!本格揚げたて天ぷらを日常で楽しめる新ブランド誕生。
スシローや回転寿司みさきなどのブランドを展開する株式会社FOOD & LIFE COMPANIES。そのグループ会社である株式会社FOOD & LIFE INNOVATIONSが、新ブランド「天ぷら定食 あおぞら」を立ち上げ、2025年4月10日(木)千葉県野田市に1号店をオープンしました。
今回、オープンを前に行われたメディア向け内覧会にご招待いただき、ブランドへの想いや開発秘話などを伺ってきました!

事業責任者の金子さん(左)と商品企画部の城野さん(右)
コンセプトは「家では食べられない本物の揚げたてを日常に」
「家で天ぷらを揚げるのって、結構大変ですよね。」と語るのは、事業責任者の金子さん。油の準備や後片付け、食材の管理など、手間の多い天ぷらだからこそ、お店で味わうことのできる“揚げたて”をもっと身近に楽しんでほしい――そんな想いから「天ぷら定食あおぞら」は誕生しました。
グループとしての「仕入れ力」と「商品開発力」を活かし、こだわり抜いた素材を使いながらも、リーズナブルな価格で提供できるのが大きな強み。これまで数々のメニュー開発を手がけてきた商品企画部の城野さんは、「ファミリー層の方にも、おひとり様にも、気軽においしい天ぷらを楽しんでいただきたい。」と語ります。
立地・店舗づくりのこだわり
そんな「天ぷら定食あおぞら」の記念すべき1号店に選ばれたのが、千葉県野田市。事業責任者の金子さんが自ら数多くの土地や物件を見て回り、選び抜かれた場所とのこと。国道沿いに位置し、広々とした駐車場を備えている点や、ファミリー層が多く暮らしていることも決め手となりました。
店内はオープンキッチンを採用しており、どの席からでも職人が天ぷらを揚げる様子を楽しめる“ライブ感”が魅力。席数はカウンター23席に、6人掛けのボックス席が6つ。全59席が用意されています。
「こんなお店にしたい、という想いを全部詰め込みました」と金子さん。
食材・メニューへの徹底したこだわり
商品企画を担当した城野さんが特にこだわったのは「海老」と「生アジ」。天ぷらの主役である海老には、相当数の試作を重ねた末、エクアドル産のバナエイ海老を採用。食感と甘みのバランスが決め手になったといいます。
「いい意味でバナエイ海老の印象が変わると思います。目を閉じて食べていただくと車海老だと答える方もいるのではないかと言えるほど自身があります。」
また、もう一つの目玉は「生アジ」。冷凍を一切せず店舗まで届けることで、ふっくらとした食感と旨みを実現。
「正直店舗での管理は大変になります。それでもこの感動を届けたいと思い、こだわりました。アジフライを超えるアジの天ぷらになったと思います。」と胸を張ります。
そのほかにも、衣が剥がれがちなイカに打ち粉を施す工夫や、かき揚げに玉ねぎを使わず、人参・ごぼう・桜えびで香りと食感を立たせた「謹製かき揚げ」など、随所に技とアイデアが光ります。
家族の思い出になる「大福アイスの天ぷら」も
定食メニューは全6種類。
看板メニューは、海老・生アジ・いか・半熟たまご・茄子・さつまいも・とうもろこしの天ぷらが乗った「あおぞら定食(税込1300円)」。
そのほか、単品での天ぷらやアルコール類も取り揃えています。この業態の天ぷら店では珍しくスパークリングワインを用意しているのもポイント。デザートには「大福アイスの天ぷら」なんてものもあります。
「子どもの頃、アイスクリームの天ぷらを食べた思い出がすごく印象に残っていて。家族の思い出話のきっかけになれば」と城野さんが語ってくれました。
この「大福アイスの天ぷら」は、なんと小学生以下のお子さまには無料でプレゼントされるという嬉しいサービスも。家族で訪れる楽しみのひとつとなりそうですね。
実食レポート「海鮮オールスター天定食」
内覧会では、看板メニューのひとつ「海鮮オールスター天定食」(税込2000円)を試食させていただきました。
内容は、海老・生アジ・いか・穴子・キス・謹製かき揚げ・半熟たまご・茄子・さつまいも・とうもろこしと、まさに豪華オールスター。最初に提供されるあおさの味噌汁と白米につづき、揚げたての天ぷらが次々に運ばれてきます。
油は独自にブレンドしたものを使用しており、サクッとした歯ざわりと素材のうまみがしっかり感じられます。そして、やはり揚げたてならではのおいしさは格別です。
さつまいもは、一度蒸してから揚げることで、しっとりとした食感と甘みが際立ちます。一般的に薄切りにされることが多いさつまいもですが、あえてブロック状にすることで、噛みしめるたびに甘さが広がります。
とうもろこしは、そぎ切りにされており、素材本来の甘みが口の中に広がります。ぷりぷりとした食感も楽しく、子どもにも人気となりそうな一品です。
そして中でも印象的だったのはイカの天ぷら。噛んだ瞬間に広がるプリッとした食感は、専門店ならではの仕上がりです。もちろん、おすすめの海老や生アジ含め、どの天ぷらも間違いのないおいしさでした。
外はカリッと、中はトロリとした半熟卵は、最後のお楽しみ。この半熟卵は、ごはんにのせて卵かけごはんとして楽しむことができ、天ぷらの香ばしさと卵のまろやかさが絶妙にマッチします。食後の贅沢なひとときを提供する、ちょっとしたサプライズのような楽しみ方です。
今後の展望は?
最後に、「天ぷら定食 あおぞら」への想いや今後の展望についても伺いました。
「数多くの食材を検討し、何度も試作し、たどり着いた天ぷら定食です。一人でも多くの方に味わっていただけたら嬉しいです。」(城野さん)
「まずは野田店をしっかり育てていきたいですね。そして、2店舗目、3店舗目と展開していければと考えています。」(金子さん)
家庭ではなかなか味わえない本格的な揚げたて天ぷらを日常の中で楽しめる「天ぷら定食あおぞら」。野田の新たなグルメスポットとして、今後ますます注目が高まりそうです。

提供画像
天ぷら定食 あおぞら 野田店はこちら↓