【流山市】10月17日「利根運河周辺の庚申塔巡り」の開催、そのほか2つのイベントを紹介します
利根運河交流館では秋のイベントが盛りだくさんです。今回は3つのイベントについて紹介します。まずは2025年10月17日に流山市立博物館学芸員の方の案内での「利根運河周辺の庚申塔巡り」が開催されます。9月21日から申込開始です。

提供:利根運河交流館
庚申塔(こうしんとう)とは?
庚申塔とは中国の三大宗教のひとつ、道教の庚申信仰に基づき建てられた石造物です。
庚申信仰では人の体内には「三尸の虫(さんしのむし)」という悪い虫がいて、60日に一度訪れる「庚申(かのえさる)」の夜に眠っている間に抜け出して天帝に悪行を報告し、寿命が縮まると信じられていました。
この三尸の虫が抜け出さないよう、人々は徹夜で過ごす「庚申待ち」という風習を始めました。やがて、三尸の虫を退治する仏様である青面金剛を拝むようになり、庚申信仰の中心となっていきました。
庚申塔は江戸時代に長寿や延命を願って碑面に刻まれた記念塔です。彫像や形状もさまざまです。

前回の資料
利根運河周辺は流山市で最も庚申塔が多いといわれる地域です。流山市立博物館学芸員さんの案内を聴きながら江戸時代のアートに触れてみませんか。


3つ目のイベントは東武アーバンパークライン運河駅で2025年10月6日まで「うんがいい!お月見」が展示されています。




利根運河交流館では秋のイベントが満載です。今後のイベントについても随時、お知らせしていきたいと思います。