【流山市】ついに「白みりんミュージアム」が3月29日(土)グランドオープン!気になる内容や魅力を詳しく紹介します!
2025年3月29日(土)、流山本町に「白みりんミュージアム」がオープンしました!流山市が10年以上にわたり構想を練り、地元特産品である白みりんの魅力を広く発信するために誕生したこちらの施設。
今回は、白みりんミュージアム館長の川浦智子さんに案内していただきました。

白みりんミュージアム館長の川浦智子さん
流山が誇る白みりんの世界
和の雰囲気漂う平屋建ての白みりんミュージアム。歴史ある流山本町の町並みに調和しています。
ミュージアム内は一部無料エリアがありますが、基本的には予約優先・有料となっています。当日に空きがあれば、ふらっと立ち寄りでの利用も可能のようです。
大人 300円
小学生~高校生:150円
未就学児:無料
「みりんミュージアムは自由見学ではなく、ガイド付きのツアーとなっています。流山のみりんに関する背景がとても深く、面白いので、ぜひじっくりと楽しんでほしいですね。」(川浦さん)
まずは、白みりんの歴史や文化的背景に関する紹介から。展示を通じて、白みりんの歴史とともに流山の歴史も紹介されています。
展示には、めくると詳細な説明が隠れているなど、能動的に学べる仕掛けが施されています。
ジオラマを使った昔の製造方法紹介コーナーも。展示の高さが大人の腰の高さより低く設定されているのですが、これは子どもたちの目線に合わせた工夫のようです。
こちらは、樽をモチーフにした「流山白みりんシアター」。中では、「流山白みりん始まり物語」というタイトルの約20分のドラマが楽しめます。
「白みりんの誕生には、先人たちの情熱と挑戦の歴史があります。このドラマを通じて、彼らの生き様や熱い想いを感じ取ってもらえたら嬉しいです。」
五感を使った体験型コーナーも充実
白みりんミュージアムでは、実際の製造工程の見学はできません。ですが、「少しでもわかりやすく知ってもらえたら」と考えたのがこちら。
現代の工場での製造方法を模型や映像技術を駆使し、まるで工場見学をしているような体験ができます。これが、とっても可愛らしい!
さらに、食品パネルを使って醸造・発酵の不思議を学べるコーナーや
甕や樽の重さを実際に持ち上げてみたり、香りをかいでみたりと、五感を使って学べる体験型のコーナーも充実しています。
「みりんは発酵食品のひとつ。発酵の世界はとてもおもしろく、私たちにとって身近でもあります。ここでの体験を通じて、ワクワクしながら、みりんや発酵食品の奥深さや楽しさを感じてもらえたらと思っています。」
みりんづくり体験のできるスタジオも完備
子どもたちに人気が出そうなコンテンツがこちら。体の動きにセンサーが反応するゲームで、手を大きく動かしながらミッションクリアを目指します。
ひときわ目立つ大きな階段の上では、もろみをかき混ぜる疑似体験が楽しめます。
映像技術を活用し、同時に2名まで白みりんの製造工程の一部を体験できる仕組みです。
そして、キッチンスタジオ「かもしアエール」も併設されており、別途料金でみりん体験が楽しめます。体験では、みりんを煮切る際に炎が出る様子や、みりんときなこを使ったきなこ棒作りなど、さまざまな内容を計画中とのこと。所要時間は約30分〜40分で、みりんの新しい可能性を感じられる場所となりそうですね。
550円
※小学生以上参加可能
「みりんは単なる甘味調味料ではなく、料理の味を引き立てる大切な役割を持っています。実際に調理を体験することで、みりんの魅力をもっと身近に感じてもらえたらと思います」
オリジナルみりん作りも可能
持ち帰ることのできる、ここだけ体験もあります。オリジナルプリクラを使って世界に一つだけの白みりんが作れちゃうんです。(子ども用にはふりかけ)
作製料はトータル500円で、プリクラのみの利用は100円で楽しむことができます。
ほかにも、こだわりのコーヒーや白みりんソフトなど、流山本町ならではの多彩な商品が揃うエリアも。
「ここでお店や商品を知ってもらい、そのまま流山本町を散策してほしいと思っています。そのため、あえてレストランも併設せず、ショップの商品数も厳選した形にしています」
アクセス
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