【流山市】2月2日(日)より申込開始。絵本から知るモンゴルの文化と魅力。 原画展と講演会を「森の図書館」ほかで開催。
意外にも、モンゴルと深いつながりのある流山市。
過去には、終戦65周年の国際交流チャリティコンサートや市内の小学校でのモンゴル音楽コンサートの開催のほか、モンゴル国駐日全権代理大使が来訪した経験もあります。そんなつながりから、日本とモンゴルの文化交流協定締結50周年を記念した二つのイベント開催が2025年3月に予定されています。
講演会「絵本から見るモンゴルの文化」
一つ目は、モンゴル出身の絵本作家バーサンスレン・ボロルマーさんとイチンノロブ・ガンバートルさんによる講演会です。絵本を通じてモンゴルの遊牧生活や伝説、文化の魅力について知ることができる内容となっています。
- 開催日時:2025年3月15日(土)
- 会場:南流山地域図書館 サンコーテクノプラザ2階会議室
- 対象:小学生以上
- 定員:50名(先着順) 要申込
- 費用:無料
- 申込開始:2025年2月2日(日)より

絵本作家のおふたり 提供画像
原画展「モンゴルの風を感じる絵本の世界」
もう一つは、上記イベントで紹介した両作家の絵本作品の原画や新作の展示イベントです。ボロルマーさんが描く色彩豊かな原画からは、モンゴルの大草原の風や遊牧民の暮らしが感じることができます。開催期間中であれば、どなたでも自由に鑑賞可能です。
- 開催日時:2025年3月1日(土)~16日(日)9時~17時 ※月曜休館
- 会場:森の図書館ギャラリー
- 対象:どなたでも
- 費用:無料
- 申込:不要
作家たちの歩みと作品の魅力
今回のイベントの中心となるお2人は、ウランバートルで出会い、2008年に来日。文京大学で絵本制作を学び、夫婦で多くの絵本や紙芝居を制作してきました。代表作『モンゴル大草原800年』や『トヤのひっこし』は、日本国内だけでなく海外でも翻訳・出版され、多くの人々に読まれています。作品にはモンゴルの伝統や自然が生き生きと描かれており、日本とモンゴルをつなぐ文化の架け橋としても高く評価されています。
イベントを企画した図書館員の想い
このイベントを企画したのは、南流山地域図書館の横田英彦司書。横田さんは、以前からおおたかの森こども図書館での「わんわん読書会」など、子どもたちに本の楽しさを伝える活動を続けてきました。今回の企画にあたり、「モンゴルの文化を身近に感じ、異文化への理解を深めるきっかけになれば」と語っています。

司書の横田さん
アクセスとお問い合わせ
講演会の会場となる南流山地域図書館(サンコーテクノプラザ内)は、JR武蔵野線またはTX(つくばエクスプレス)「南流山」駅南口から徒歩8分ほどに位置しています。
原画展が行われる森の図書館は、流山ぐりーんバス江戸川台東ルート「森の図書館」下車徒歩1分と、どちらもアクセス良好です。
絵本を通して、モンゴルの豊かな文化と魅力に触れられる今回のイベント。子どもから大人まで楽しめる内容となっていますので、興味のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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