【流山市】きっかけは掲示板の書き込みから…。ディズニーランドでも演奏経験を持つ「あっぷる隊゜」とは一体?

突然ですが、「あっぷる隊゜」と書いてなんて読む、どんな団体でしょうか?

正解は、「アップルパイ」と読む、ファミリーウインドオーケストラです。「あっぷる隊゜」は、「ママさんブラスを一緒に立ち上げませんか」というインターネット上の書き込みに集まった5人のママさんたちによって、2007年に結成されました。

過去イベントの様子

2024年8月18日(日)には、流山市文化会館で第14回ファミリーコンサートも開催。今回は、そんな「あっぷる隊゜」の副隊長で初期メンバーの一人でもある細井さんにお話しを伺いました。

ー改めて結成の経緯を教えてください。

現在、立ち上げた方はすでに卒業されていますが、mixiというコミュニティサイトを通じて、メンバーの募集が行われました。私は結成から1か月後の参加となりますが、「子どもを連れて気軽に参加できる楽団をつくりたい」という想いで始まったと聞いています。

私自身は、小・中・高と音楽経験があるのですが、当時3歳の双子を連れて、演奏を楽しめる場所がなかなかなく、面白そうだなと思い、参加を決めました。

ー「あっぷる隊゜」ってユニークな名前ですよね。

よく言われます(笑)もともとは、「ママさんブラス」と呼ばれていましたが、連想ゲームのような流れでこのグループ名が誕生したんです。わたしたちの練習会場である生涯学習センターの最寄り駅は流山セントラルパーク駅、セントラルパークといえばNY(そう言えば流山も略すとNY)、NYと言えばアップル、そこに少し遊びを加えた「あっぷる隊゜」という名前になりました。「゜」を付けた表記にしているのは、完全に当時流行っていたアイドルの影響ですね(笑)

ー結成当初の思い出はありますか?

赤ちゃん連れで参加している方もいて、授乳しながらやオムツを替えながら、とても賑やかで温かい雰囲気でしたね。中には、授乳しながら、楽器を吹いている強者もいました(笑) 指揮者の方からも「こんな楽団は初めてだ…」と言われました(笑)

ー授乳をしながらの演奏…!(笑)やはり、小さなお子さん連れでの練習や演奏会は大変でしたか?

最初は、子どもたちが走り回ったりして、楽器を壊してしまったらどうしよう…、騒いで迷惑をかけないかなぁ…という不安がありましたが、実際参加してみると、まったく不要な心配でした。もちろん大変な面もありましたが、それ以上にいい息抜きになりましたね。

ドラムの横で寝ていた子やトランペット吹きの背中で背負われていた子も、幼稚園児や小学生になると、演奏に合わせてダンスをするようになったり、吹奏楽部への入部や音大への進学など、子連れならではのおもしろさもたくさん感じています。

ー子どもたちにとっても、音楽が身近な存在になったんですね。印象的なイベントや演奏会はありますか?

私たちの演奏会は、子どもが歌っても、踊っても、泣いても、客席も、ステージもお互いに気にしない約束のコンサートができないかということから始まりました。約800席ある流山市文化会館が満席になったときは、とても感動したのを覚えていますね。

過去イベントの様子

あとは、ディズニーランドのママさんブラスの部に選んでいただき、施設内で演奏したのもいい思い出です。

ー結成からどんどん活動の幅を広げていっているんですね。

そうなんです。始めは、趣味として始めた活動が、まさかこんなにも長く続くとは思いませんでした。初期メンバーの中には、もうお孫さんがいる方もいますし、お子さんがメンバーとして活動している方もいますよ。

ー今後の活動について教えてください。

毎年8月頃に流山市文化会館で無料の演奏会を行っています。今年はもう終わってしまいましたが、小さなお子さまから大人まで楽しめる内容となっていますので、ぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです。

それ以外には、地元を中心に施設やイベントでの演奏も行っています。随時、公式HPで案内していきますので、よかったらチェックしてみてください!

ー最後に何かお知らせがあればお願いします!

「あっぷる隊゜」では、団員も募集しています!見学だけでも大歓迎ですので、少しでも興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

細井さん、取材のご協力ありがとうございました!

nimo

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