【流山市・野田市】新型コロナウイルスのPCR検査が6日から保険適用へ。流山市と野田市の医療機関でも検査が受けられるの?

厚生労働省より、新型コロナウイルスのPCR検査が2020年3月6日(金)から保険適用されるとの発表がありました。

厚生労働省

※写真はイメージです

咳や発熱等の症状が数日間続き、「自分も新型コロナウイルスかもしれない…」と不安に感じている方も多いことと思います。しかし現状では、検査基準に満たしていない場合はいくら本人が希望してもPCR検査を断られるケースも多く、不安を抱えたまま日々を過ごしているという方も珍しくはないようです。

では、PCR検査が保険適用されることで今後どのような変化があるのでしょうか?また、流山市や野田市の病院でも検査は受けられるのでしょうか?
現時点で分かっていることをまとめました。(3/5現在)

PCR検査の従来の流れとこれから
従来のPCR検査と保険適応後のPCR検査の流れ

(PCR検査の流れ)

従来のPCR検査には上図のように、新型コロナウイルスの疑いがある患者に対して医師が保健所・自治体へ連絡し、そこから所定の検査機関で検査をするという体制がとらえていましたが、保険適応後は医師の判断により直接検査を行うことができるようになります。

現在新型コロナウイルス以外の肺炎と診断されて入院している方の中にも「新型コロナウイルスへの感染者」がいる可能性が考えられていましたが、これに関しても医師の判断で検査が可能になるとのことです。

どこの医療機関でも検査が受けられる?
医師

※写真はイメージです

しかし、保険適用後でもすべての医療機関で検査が受けられるわけではありません。

現状で検査を受けられるのは、「帰国者・接触者相談センター」「各都道府県が定めた感染指定病院」だそう。検査体制の変更に伴い、今後は医療従事者や他の入院患者への二次感染を防ぐことが今まで以上に求められることになりそうです。

検査を受けるには
新型コロナウイルスのPCR検査が2020年3月6日から保険適応へ

※写真はイメージです

【検査対象者】
検査対象者はこれまで同様、咳や発熱等が4日以上続き、医師が必要と判断した場合。

【医療機関を受診する際】
保険適用されたからといって、検査を希望する人が医療機関に殺到してしまうと院内感染のリスクが高まってしまうため、疑わしい症状のある場合はこれまで同様、以下の手順に沿って受診するよう呼びかけています。

①「帰国者・接触者相談センター」や「感染者指定病院」に電話で連絡
② 指示に従って来院
③ 「一般外来」ではなく、保健センターや医療機関に設置されている「帰国者・接触者外来」を受診

【保険適用後の費用】
これまでは全額自己負担だったため、医療機関内で検査を行った場合は15、000円、所定の検査機関に輸送して検査を行う場合は19、500円でした。
保険適応後は3割(人によっては1割)が自己負担となりますが、当面は公費でまかなうことが発表されたため自己負担はありません

流山市・野田市周辺の対象検査機関は?

流山市と野田市近隣の「帰国者・接触者相談センター」と「各都道府県が定めた感染指定病院」は以下の通りです。

▼野田健康福祉センター
詳細・連絡先はこちらから

▼松戸健康福祉センター
詳細・連絡先はこちらから

▼松戸市立総合医療センター
詳細・連絡先はこちらから

保険適用されることで希望者全てが新型コロナウイルスのPCR検査を受けられるわけではありませんが、今後徐々に検査体制を整えていく見通しだそうです。
新型コロナウイルス肺炎についてのQ&Aが千葉県内ホームページに掲載されていますので、こちらも参考になさってください。

⇒ 新型コロナウイルス肺炎についてのQ&A

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(tani_aiai)

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