【流山市・野田市】新型コロナウイルスの症状や予防について。重症化しやすい人の特徴は？妊婦や子どもが感染したらどうなる！？（3/31情報更新）

世界中で猛威を振るい続ける新型コロナウイルス。

※写真はイメージです

流山市と野田市の公式サイトでも新型コロナウイルスに関連した肺炎について掲載されていました。市では、手洗いうがいや咳エチケットに務めるよう呼び掛けています。

⇒ 流山市公式サイト『新型コロナウイルスに関連した肺炎について』
⇒ 野田市公式サイト『新型コロナウイルス感染症について』

新型コロナウイルスについてはまだ分かっていないことも多いですが、私達が今できる予防や対策をきちんと行っていくことが大切です。現時点で効果的とされている予防法も含め、コロナウイルスについて以下の情報をまとめてみました。

1.	新型コロナウイルスとは？
2.	潜伏期間は？
3.	症状は？（3/31更新）
4.	感染経路は？
5.	濃厚接触とはどの程度？（2/23更新）
6.	重症化しやすい人の特徴（2/23更新）
7.	妊婦や子どもが感染したら？（2/23更新）
8.	予防するには？（3/4更新）

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1.新型コロナウイルスとは？
人や動物の間で広く感染症を引き起こすウイルスです。人に感染症を引き起こすものはこれまで6種類が知られていますが、深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあるSARS-CoV（重症急性呼吸器症候群コロナウイルス）とMERS-CoV（中東呼吸器症候群コロナウイルス）以外は、感染しても通常の風邪などの重度でない症状にとどまります。
日本国内でも感染拡大を続けており、政府は様々な対策を打ち出していますが、現時点では有効な治療方法は分かっておらず、ワクチンもないため感染者は入院措置をとっています。

⇒詳細は国立感染症研究所の情報ページへ

2.新型コロナウイルスの潜伏期間は？
詳細は不明ですが、最短1日～最長14日程度と考えられています。
発症するまでの潜伏期間が長いことがこのウイルスの厄介な特徴で、感染していることに気付かずに外出し、二次感染を引き起こしてしまう可能性が懸念されています。

【流山市・野田市】千葉県が「新型コロナウイルス感染症対策サイト」による情報提供を開始。患者の居住地や県内検査件数、退院などの情報をスマホから閲覧可能。

3.新型コロナウイルス肺炎の症状は？
新型コロナウイルスに関連した肺炎を引き起こしてしまった場合、現時点で確認されている症状は以下のようなものです。
● 発熱
● 咳
● 倦怠感
● 嗅覚障害や味覚障害（3/31更新）
● 重症の場合は呼吸困難を引き起こすことも
● 初期症状に結膜炎の可能性も

4.感染経路は？
中国内では人から人への感染が認められていますので、人からの感染の場合、以下の2種類の経路が考えられます。
■ 飛沫感染
感染者が咳やくしゃみをすることで空気中にウイルスが飛び散り、そこから他者の体内に入り込んで感染する。
■ 接触感染
感染者が触ったものを他者が触ることで、手にウイルスが付着し、そこから体内に入り込んで感染する。

5.濃厚接触とはどの程度？
よく聞く濃厚接触とはどの程度の接触のことを指すのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
「濃厚接触」とは、マスクなどをしていないウイルスに感染している人と2m以内の対面で会話をしたり接触したりすることだそうです。この基準だと、親しい人に感染が確認された場合は濃厚接触ということになりますね。

千葉県では、県内の新型コロナウイルスの感染状況を一覧表示で確認できる専用サイトを開設していますのでご確認ください。

【流山市・野田市】千葉県が「新型コロナウイルス感染症対策サイト」による情報提供を開始。患者の居住地や県内検査件数、退院などの情報をスマホから閲覧可能。

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6.新型コロナウイルスで重症化しやすい人の特徴（3/31更新）
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスですが、風邪のような症状を経て回復傾向にある場合や無症状の場合もあります。しかし、中には重症化したり死に至る場合もあり、「無症状感染者」が感染を拡大することが懸念されています。最近では若い方でも重症化のリスクが懸念されていますが、特に重症化しやすい人の特徴について以下にまとめましたので参考にしてみてください。

(1) 65歳以上、特に80歳以上の高齢者（年齢が上がるごとに致死率も上がる）
(2) 基礎疾患がある人（糖尿病・心疾患・慢性閉塞性肺疾患等）
(3) 呼吸器系の疾患がある人（喘息などの場合は小児であっても重症化する可能性も）
(4) 妊娠中の人
(5) BMI40以上の肥満の人
(6) 喫煙者

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7.妊婦や子どもが感染したら？
妊娠中は免疫力が低下するため、妊婦が新型コロナウイルスに感染すると重症化する可能性があると言われています。また、出産を控える妊婦さんの中には胎児への影響を懸念されている方も多いと思いますので、ここでは妊婦や胎児、また子どもが感染した場合について現時点で分かっている情報をまとめました。（随時更新予定）

● 妊娠中は免疫機能が低下しているため呼吸器感染症が重症化しやすく、早産や流産を引き起こす恐れがある
● 過去の感染症などの事例から、現時点では妊婦から胎児への感染や影響は考えにくいと言われている
● もし母親が新型コロナウイルスに感染している場合、授乳は控えた方が良い
● 子どもへの感染も確認されているが、一般的に子どもは感染しても無症状や軽症であることが多い（呼吸器系の疾患がある子どもに関しては重症化する可能性がある）←他国では持病のない10代の子どもでも死に至る例が確認されています（3/31追記）

⇒ 妊娠中ならびに妊娠を希望される方へ

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8.新型コロナウイルスに関連した肺炎を予防するには？
現時点では有効な治療法が分かっていない新型肺炎を予防するには、通常の風邪同様手洗いや咳エチケットが効果的と言われています。効果的とされる予防法を以下にまとめてみました。

【1】咳などの症状がある方はマスクを着用する
発熱や咳などの症状がある方は必ずマスクを着用するようにしましょう。マスクをすることで、飛沫感染のリスクを低下させることができます。
自分が無症状感染者の場合も考えられるため、飛沫感染を防ぐためにマスクの着用は効果的であると考えられます。また、予防目的ならばマスクの着用よりも以下の【3】【4】の方法が最も効果的です。

【2】咳やくしゃみをする時の注意点
咳やくしゃみをする時に手で口や鼻を直接覆ってしまうと、もし手にウイルスが付着していた場合感染してしまう可能性があります。
咳やくしゃみをする時は、手ではなくティッシュもしくは自分の肘を当てて防いでください。

【3】アルコール除菌
コロナウイルスには、60％以上の高濃度アルコールが効果的であると言われています。携帯用のアルコールスプレーなどを持ち歩き、よく手を触れる場所に吹きかけるなどの対応をとると感染予防になって良いと思います。

【4】手洗い・うがいの徹底
ウイルス性の風邪同様、コロナウイルスにも手洗いやうがいが効果的です。手洗いに関しては、とにかく頻回にすることをおすすめします。正しい手洗いの方法は以下のイラストも参考にしてみてください。

（正しい手の洗い方）

2020年3月2日、森田千葉県知事とチーバくんによる正しい手洗いの方法を紹介した動画が公開されました！動画は以下からご覧頂けます！

⇒ 千葉県新型コロナウイルス感染症のための正しい手の洗い方

日々新しい情報が飛び交う新型コロナウイルスですが、こちらでも随時情報を更新していきたいと思いますので、定期的にチェックしてみてください。
1日も早い自体の収束を祈るばかりですが、過剰に心配しすぎず、まずは感染予防を徹底し、少しでも体調がおかしいと感じたらすぐに医療機関を受診するのではなく、まずは下記の相談窓口に連絡してください。

【流山市】3/10に「流山市新型コロナウイルス感染症相談専用ダイヤル」が開設されます！対応時間が24時間に変更されました。

※2020年3月31日現在、流山市に2名の感染者が確認されています。

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新型コロナウイルスに関連した肺炎について
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— 安全ウェブ＠千葉 (@AnzenChiba) January 28, 2020